メタモデル
メタモデルとは、言葉というモデルを超えたモデルのことで、コミュニケーションによって相手から正確な情報を引き出し、相手の可能性を拡げる質問法のことです。”
以下のことが可能となります。
① 欠落した情報を収集する。(省略された情報の復元)
② 言葉の意味や意図を明確にする。(地図を詳細にして理解する。具体化。)
③ 思考の制限を明らかにし、選択肢を与え、可能性を広げる。
(思考の制限や歪曲、一般化のパラダイムを明らかにし、地図を豊かにする)
元々はヴァージニア・サティアとフリッツ・パールズの治療プロセスをモデリングをすることでリチャードバンドラー、ジョン・グリンダーによりモデル化されました。
人は体験を言語化する際に、以下のような3つの操作を行っており、質問することによって言語の奥にある体験を探ることができます。
私たち人間は、何らかの体験をした時、それを歪曲、削除、一般化(単純化)という3つの操作を行って、それを認識しています。更にその体験を言語化する際には、また3つの操作を行っています。”
つまり、私たちの個々の体験は、事実そのものではなく、自分自身の地図に基づいた解釈であり、思い込みをもたらします。
EX)お金を稼ぐのは大変だ。 投資は危ない。(親にずっと言われてきたとか)
メタモデルでは、体系化された質問を行うことによって、正確な情報を引き出し、相手が持っている制限された思い込みの地図から、自由で豊かな地図へと変えていくことが可能です。
メタモデルによって言語と体験を再統合することにより次のように役立てられます。
①欠落した情報の収集。(相手とより正確なコミュニケーションをすることができる)
②言葉の意味(意図)の明確化。(言葉の意味を明確、詳細に理解することができる)
③制限の発見。(言葉により制限しているものを外す。セルフイメージ改善など
にも役立つ。”
④選択の幅の創造。 (やり方は一つではない。柔軟性を増すことができる。可能性を拡げる)
参照スキル(用語)
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